OpenSSL 1.1.1リリース(TLS1.3正式サポートとLTS)



09/12/2018にOpenSSL 1.1.1がリリースされたようです。TLS1.3正式サポートと、LTSになるということなので、今回はこの簡単に紹介を行います。


こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

09/12/2018にOpenSSL 1.1.1がリリースされたようです。TLS1.3正式サポートと、LTSになるということなので、今回はこの簡単に紹介を行います。



OpenSSL 1.1.1リリース

OpenSSL 1.1.1がリリースされたようです。

一次情報源

OpenSSL Blog: OpenSSL 1.1.1 Is Released

今回の1.1.1はLTS(Long Time Support)となるため、調べておいたほうが良い情報だと思われます。

今回の目玉はやはりTLS1.3のサポートです。

主な更新はこちらになるようです。

  • クライアントとサーバ間での必要な往復の回数を削減することによる接続時間の改善
  • 特定の状況でクライアントが暗号化されたデータを、サーバが必要とするラウンドトリップなしに送ることが出来る機能(0-RTT)
  • 特定の状況でクライアントが暗号化されたデータを、サーバが必要とするラウンドトリップなしに送ることが出来る機能(0-RTT)
  • OpenSSLの乱数生成器の完全な書き直し
    • デフォルトのRANDメソッドはNIST Standard SP800-90Ar1に沿う為、AES-CTR DRBGを使用
    • 複数のDRBGインスタンスをサポート
    • パブリック・プライベートのDRBGインスタンスを使用
    • DRBGはfork-safe
    • 全てのグローバルDRBGはセキュアヒープが有効にされている場合にはそちらで
    • パブリック・プライベートのDRBGインスタンスはスレッドごとにロックフリー操作が可能
  • 新規アルゴリズムのサポート
    • SHA3
    • SHA512/224 and SHA512/256
    • EdDSA (including Ed25519 and Ed448)
    • X448 (adding to the existing X25519 support in 1.1.0)
    • Multi-prime RSA
    • SM2
    • SM3
    • SM4
    • SipHash
    • ARIA (including TLS support)

まとめ

OpenSSL 1.1.1はTLS1.3が正式サポートされたLTSのバージョンになります。今後、各ベンダー・ディストリビューションでもパッケージが追加されていくと思いますので確認してください。


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https://www.iwsec.org/ows/2018/index.htmlにプログラム内容と一般論文申し込みの詳細を載せていきますので、是非御確認下さい(ページは更新中です)。


セミナー情報 2

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https://sios.secure.force.com/webform/SeminarDetail?id=701100000012QnSAAUにプログラム内容と申し込みページがありますので、是非御確認下さい。


セミナー情報 3

2018年10月04日に、「OSSの長期利用とメンテナンス 」と題しまして、やまね氏によるセミナーが開催されます。

https://sios.connpass.com/event/100751/にプログラム内容と申し込みページがありますので、是非御確認下さい。

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