マルチテナントクラスタに影響するKubernetesのMan-In-the-Middle 脆弱性情報(Moderate: CVE-2020-8554)

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

12/07/2020にマルチテナントクラスタに影響するKubernetesのMan-In-the-Middle 脆弱性情報(Moderate: CVE-2020-8554)が公開されています。今回はこれらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。




Priority

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CVE番号影響するバージョンPriorityCVSS Score / CVSS Vector
CVE-2020-8554 All

Vendor: MEDIUM

Vendor: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:L/I:L/A:L

緩和方法

詳しくは、各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)


主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

また、サービスの再起動が発生する場合には、pacemakerなどOSSのクラスタ製品やLifeKeeperなどの商用のクラスタリング製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。



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