Squidの脆弱性情報(Moderate: CVE-2021-28116)

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

03/10/2021にSquidの脆弱性情報(Moderate: CVE-2021-28116)が公開されています。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。



一次情報源

Security Advisories


Priority

CVE番号一次情報源影響するバージョンPriorityCVSS Score / CVSS Vector

CVE-2021-28116

(0Day) Squid Cache WCCP Protocol Out-Of-Bounds Read Information Disclosure Vulnerability

Squid 4.0-4.14, 5.0.1-5.0.5

Researcher: 3.7 Moderate

Researcher: (AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:N)


修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)


主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

また、サービスの再起動が発生しますので、peacemakerなどOSSのクラスタ製品やLifeKeeperなどの商用のクラスタリング製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。


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