09/29/2023にeximの緊急のゼロデイ脆弱性(Critical: CVE-2023-42115)が公開されました。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について纏めます。
[過去関連リンク(最新5件)]
CVSS/プライオリティ
- CVE-2023-42115
- 影響するバージョン
- 情報が公開されたら更新します
- 一次情報源
- Priority
- ZDI: 9.8 Critical
- CVSS Score / CVSS Vector
- ZDI: CVSS 3.0::AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
- 影響するバージョン
修正方法
各ディストリビューションの情報を確認してください。
CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)
- https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2023-42115
- 認証されていないユーザによるリモートコード実行の脆弱性
- 問題の有るバージョンのeximでは、ユーザーが指定したデータが適切に検証されず、バッファの終わりを超えて書き込みが行われる可能性があります。攻撃者はこの脆弱性を利用して、リモートからサービスアカウントの権限でコードを実行する可能性があります。
主なディストリビューションの対応方法
詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください
- Debian
- Red Hat Enterprise Linux/CentOS/Rocky Linux/Alma Linux
- Ubuntu
- SUSE/openSUSE
対処方法
各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。