bashのpopdにSegmentation faultを引き起こす脆弱性 ( CVE-2016-9401 )
11/18に、bashに関してのバグ情報 ( CVE-2016-9401 )が出ています。既にCVEもアサインされているため、この脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。情報は逐次更新します。
こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面です。
11/18に、bashに関してのバグ情報が出ています。今の所はこれを使った攻撃などの情報は入ってきていませんが、既にCVEもアサインされているため、この脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。情報は逐次更新します。
修正方法
各ディストリビューションの情報を確認してください。
CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)
- http://seclists.org/oss-sec/2016/q4/445
bashのpopdによるSegmentation fault
bashのバグにより、ローカルの一般ユーザでもpopdを用いて
[sios@localhost ~]$ bash [sios@localhost ~]$ cd /tmp [sios@localhost tmp]$ popd +-1 Segmentation fault [sios@localhost ~]$ cat /etc/redhat-release
と、bashにSegmentation faultを発生させる事が出来ます。
主なディストリビューションの対応方法
詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください
対処方法
各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat Satelliteを使うと管理が便利でしょう。
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