BINDの脆弱性(High: CVE-2025-40775)と新バージョン(9.18.37, 9.20.9, 9.21.8)

05/21/2025にBINDの脆弱性(High: CVE-2025-40775)と新バージョン(9.18.37, 9.20.9, 9.21.8)が公開されました。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について纏めます。

[過去関連リンク(最新5件)]

一次情報源

CVSS/プライオリティ

  • CVE-2025-40775
    • 影響するバージョン
      • 9.20.0 -> 9.20.8
      • 9.21.0 -> 9.21.7
    • Priority/EPSS
      • Vendor: 7.5 High
      • Red Hat:
    • CVSS Score / CVSS Vector
      • Vendor: CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H
      • Red Hat:
    • EPSS Score/Percentile
      • DATE(JST): 2025-05-20
      • EPSS: Not Available
      • Percentile: Not Available

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2025-40775
    • 不正なTSIGを含んだDNSメッセージによるアサーションフェーラー
      • 要度 – High
      • 攻撃 – リモート
    • 受信したDNSプロトコルメッセージがトランザクションシグネチャ(TSIG)を含んでいる場合、BINDは常にそれをチェックしに行きます。仮にTSIGがアルゴリズムフィールドに不正な値を含んでいる場合、BINDが即座にアサーションフェーラーを出してabortします。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください

対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。

[参考]

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