
RHEL9での変更点(セキュリティ編:Part1 SELinuxの無効化について)
SELinuxを無効にするには「/etc/selinux/configでselinux=disabledとする」と言ったな、あれは嘘だまもなくRed Hat Enterprise 9(以下RHEL9)が出るという事で、RHEL9での主な変更点がどうなっているかが気になるところだと思います。ここではRHEL9 betaを用いて、RHEL9での特にセキュリティ面での変更点を見ていきたいと思います(betaなので勿論リリース時に変更される可能性もありますが)SELinuxで/etc/selinux/configで「selinux=disabled」が効かなくなる(ハングします)パフォーマンスの向上その他が挙げられています。今回は一番最初の「selinux=disabled」が使えなくなる(システムがハングする事がある)というのを、Linux Kernelのソースコードやdracutシェルなどを使って見ていきたいと思います。SELinuxを無効化にしたいという場合には「bootパラメータで"selinux=0"を付けてください」