WPA3でのSAE(Dragonfly) Handshakeの脆弱性(Dragonblood) と脆弱性情報(CVE-2019-9494, CVE-2019-9495, CVE-2019-9496, CVE-2019-9497, CVE-2019-9498)
04/10/2019にWi-Fi AllianceからSecurity Updateが出ました。WPA3-Personalの初期の限られた実装に問題(SAE: Dragonfly Handshakeの実装の問題から、Dragonbloodと名付けられています)が見つかったそうです。主にサイドチャネル攻撃とダウングレード攻撃になっています。CVEとしては、CVE-2019-9494, CVE-2019-9495, CVE-2019-9496, CVE-2019-9497, CVE-2019-9498, CVE-2019-9499 がアサインされています。Wifiユーザに対してこれが悪用されたという証拠は見つかっていないそうです。今後、様々な実装での修正が予想されますので、こちらで取り上げてまとめます。