2023Q3 マルウェア・ランサムウェア(Malware/Ransomware) 情報

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2023/09/28

“Xenomorph” Androidマルウェアが米国の銀行・仮想通貨を標的に

  • bleepingcomputerより
  • サイバーセキュリティ企業ThreatFabricの調査委によると、8月中旬からXenomorphが新しく仮想通貨ウォレットと米国のさまざまな金融機関のユーザーをターゲットにした活動をしている様です。
  • Xenomorph は 2022 年初頭に初めて出現したマルウェアになります。
  • IoC等の情報はbleepingcomputerの記事で紹介されています。

2023/09/24

政府攻撃に使用される新しいステルス型モジュール”Deadglyph”マルウェア

  • ESET Researchより
  • ESETの研究者が、有名なStealth Falconグループが中東でスパイ活動に使用するバックドアの”Deadglyph”マルウェアを発見しました。
  • マルウェアの分析等はESETのブログに載っていますので参考にしてください。

2023/09/22

“Sandman” APTが新たに登場

  • Sentinel LABより
  • ”Sandman”という新たAPTが登場したとの事です。LuaJITツールキットを使用して通信会社を標的としている様です。
  • “Sandman”は主に、中東、西ヨーロッパ、南アジア亜大陸の通信プロバイダーをターゲットにしているとの事です。
  • 詳細な情報はSentinelLABのブログで読めますので目を通しておきましょう。

2023/09/20

新たなHTTPSnoop / PipeSnoopマルウェアがテレコム業界で使用される

2023/09/19

Malwareローダの「Bumblebee」が再び活発化

  • bleepingcomputerより
  • マルウェア ローダー「Bumblebee」は、凡そ2ヶ月の休息を破り、WebDAVサービスを狙って再び活動を活発化している様です。

脅威アクター「Earth Lusca」が新たなLinux Backdoorの「SprySOCKS」を使用

  • trendmicroより
  • TrendMicroが、中国が支援している脅威アクターと思われる「Earth Lusca」について、新たなLinux Backdoorの「SprySOCKS」を使用しているという記事を出しています。
  • 詳しい情報はTrendMicro社のブログを確認してください。

2023/09/18

BlackCat(ALPHV)ランサムウェアグループがSphynx 暗号化機能を使用して Azure Storage を攻撃

  • bleepingcomputerより
  • BlackCat (ALPHV) ランサムウェアグループは現在、盗み出したMicrosoftアカウントとSphynx 暗号化ツールを使用して標的のAzure クラウド ストレージを暗号化している様です。

2023/08/27

HiatusRATマルウェアグループが米国防衛省を標的にしている

  • bleepingcomputerより
  • lumen.comの記事はこちら
  • 新しい HiatusRAT マルウェア キャンペーンでは、攻撃者が米国国防総省のサーバーを標的にしており、研究者らはこれを偵察攻撃と呼んでいます。
  • ルーメンのブラック・ロータス研究所が観察したように、キャンペーンの偵察活動は6月中旬から8月にかけて米軍の調達システムも標的にされ、台湾に拠点を置く組織も標的にされました。 
  • Lumen の Black Lotus Labs は、「この攻撃者が現在および将来の軍事契約に関連する、公開されているリソースを探していたのではないかと考えています」と 述べています 。

AkiraランサムウェアグループがCisco VPNを標的にしている

  • bleepingcomputerより
  • Akira ランサムウェアが、企業ネットワークに侵入しデータ盗難と暗号化を行う攻撃ベクトルとしてCisco VPN (仮想プライベート ネットワーク) 製品をターゲットにしてきているそうです。
  • 詳しい情報はBleepingcomputerの記事を確認してください。

2023/08/15

MontiランサムウェアがVMWare ESXiを標的にして新たなLinux Lockerを用いる

  • bleepingcomputerより
  • Monti ランサムウェアグループが新しいLinux Lockerを使用して法律機関、政府機関のVMWare ESXiを標的に活動を再開したことがわかりました。
  • TrendMicroによると、新しいLinux Lockerは以前のものと29%しか似ておらず、その他は新しく作られたものとのことです。
  • 詳しくはTrendMicroのサイトを確認してください。

2023/08/10

Rhysida ランサムウェアが医療機関に対する攻撃の背後に

  • bleepingcomputerより
  • 最近の医療機関への攻撃の背後に Rhysida ランサムウェアがある様です。
  • CheckPoint、Cisco Talos、および Trend Micro はいずれも、脅威アクターの活動のさまざまな側面に焦点を当てた Rhysida に関するレポートをリリースしています。
  • トレンドマイクロのレポートやその他のレポートを参考にして備えてください。

2023/08/02

Linux版のAbyss LockerランサムウェアがVMware ESXi サーバを標的に

  • bleepingcomputerより
  • VMware の ESXi 仮想マシン プラットフォームをターゲットにする Abyss Lockerが、Linux対応のマルウェアを開発した様です。
  • 詳しい情報はbleepingcomputerの記事にありますので参考にしてください。

CISAがBarracuda ESGアプライアンス上でSubmarineマルウェアを確認

  • bleepingcomputerより
  • CISAが、Submarineとして知られる新たなマルウェアを連邦政府機関のネットワーク上のバラクーダESG(電子メールセキュリティゲートウェイ)アプライアンスで使用されたと発表しました。
  • このマルウェアはCVE-2023-2868の脆弱性を使用している様です。
  • Submarineマルウェアの解析はこちらのCISAの資料に纏まっているため、興味のある方は参照してください。

2023/07/22

PicassoLoader(ダウンローダ)がウクライナとポーランドの政府、軍、民間団体をターゲットにしているらしい

  • PolySwarmブログより
  • PicassoLoaderと呼ばれるダウンローダがCERT-UAにより観測され、背後にGhostWriter(ベラルーシと関係があるとされているAPT。UNC1151、TA445、UAC-0057、PUSHCHA としても知られている)がいる可能性があると指摘されています。
  • PicassoLoader は、ウクライナとポーランドの政府、軍、民間団体をターゲットにするために使用されるダウンローダーです。
  • 攻撃は2022年4月から2023年7月の間に発生しています。
  • 目的は機密データの盗難と、被害者のマシンへの永続的なリモート アクセスの取得らしいとの事です。
  • IoCはPolySwarmのブログにありますので参考にしてください。

2023/07/21

SophosEncrypt ランサムウェアが登場。Sophos社の名前を偽装

  • bleepingcomputerより
  • SophosEncrypt と呼ばれるRustで書かれた新しいランサムウェアが見つかりました。AntiVirusベンダーであるSophosの製品を偽装しています。
  • 詳しいIoCはbleepingcomputerのサイトにありますので参考にしてください。

2023/07/16

CVE-2023-35829のPoCを詐称したマルウェア

  • bleepingcomputerより
  • CVE-2023-35829のPoCを詐称したマルウェアがGitHub上で拡散されていたようです。
  • 現在(2023/07/16)は殆どのレポジトリが閉鎖されていますが、最近までダウンロードが可能になっていたようです。
  • PoCの取り扱いに関してはより慎重になる必要が出てきています。セキュリティの研究者の方々も気をつけましょう(自戒を込めて)。

2023/07/13

Charming Kittenが新たにmacOSを対象に「NokNok」マルウェアを使用したキャンペーン

  • bleepingcomputerより
  • Charming Kitten (Googleがイランと結びつけている)が新たにmacOSを対象とした「NokNok」マルウェアキャンペーンを行っているようです。
  • IoC等はbleepingcomputerの記事にも載っていますので参考にしてください。

新たな「Big Head」ランサムウェアの登場

  • トレンドマイクロのブログより
  • 「Big Head」 という名前の新しいランサムウェアが、少なくとも 2 つの 5 月に明らかになり、このファミリーの 亜種が文書化されています。
  • IoCや分析に関しては、トレンドマイクロのブログを参照してください。

BlackCatランサムウェアがCobaltStrikeをWinSCP検索を通じて配布

  • BleepingComputerより
  • BlackCat ランサムウェア グループ (別名 ALPHV) が、 WinSCP の公式 Web サイトを模倣した偽ページを用いて、WinSCPの検索から偽ページに誘導しCobaltStrikeをインストールさせているようです。
  • TrendMicroのサイトにIoCなども含めた細かい情報が載っているので参考にしてください。
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