皆さん大好き、ChatGPTでバグが見つかった模様です。セキュリティとは関係ありませんがこちらで触れてみたいと思います。
何が起きたの?
- ChatGPTにOpen Source Libraryのバグによる問題があり、修正プログラムがリリースされる様です。
- OpenAIのSam AltmanさんによるTweetが3/23 05:16に流れました。
- Tweetによると以下のような情報です(オリジナルは上記のリンク先ツイートを読んでください)
- ChatGPT に重大な問題があったとのこと
- 極一部のユーザーが、他のユーザーの会話履歴のタイトルを見ることができたらしい(詳細は不明)
- 原因は、オープン ソース ライブラリのバグということ(詳細は不明)
- 修正プログラムがリリースされ、検証が完了したとのこと
- ユーザーは月曜日の午前 1 時 (PDT) から月曜日の午前 10 時 (PDT) までチャット履歴にアクセスできないとのこと。これは日本時間で2023年03月27日(月) 17:00 〜2023年03月28日(火) 02:00 までになります。
- 「we feel awful about this.」と書いている事から、この様なバグが引き起こす印象その他について不味いと思っているらしいこと。
- 技術的な事後分析でフォローアップするとのこと。
- ChatGPT に重大な問題があったとのこと
所感
ソフトウェアのバグは避けられないため、使用者側としては、この様な自体が起きることはエンジニアであれば誰でも予測できたことでしょう(エンジニアで「こりゃダメだー」とか言い出す人が居たら、そういう人こそダメダメです)。
一方で、今回ChatGPTがバズっていたことにより、エンジニア以外の利用者も増えています。その人たちにとってはバグが見つかったという時点でネガティブな印象を与えるかもしれません(特にショッキングなニュースとして扱われがちなので)。その様な一般層の目にも晒されながらソフトウェアは洗練されていくものですので、これが一種の試金石になるのではないかなと思われます。