binutilsに複数の脆弱性( CVE-2017-6965, CVE-2017-6966, CVE-2017-6969, CVE-2017-7209 , CVE-2017-7210 , CVE-2017-7223, CVE-2017-7224, CVE-2017-7225, CVE-2017-7226, CVE-2017-7227 ) — | サイオスOSS | サイオステクノロジー

binutilsに複数の脆弱性( CVE-2017-6965, CVE-2017-6966, CVE-2017-6969, CVE-2017-7209 , CVE-2017-7210 , CVE-2017-7223, CVE-2017-7224, CVE-2017-7225, CVE-2017-7226, CVE-2017-7227 )

03/22/2017にbinutilsの脆弱性情報(CVE-2017-7209, CVE-2017-7210)が公開されました(03/17/2017のものの続きになります)。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。
(*) 03/23/2017にbinutilsの脆弱性情報(CVE-2017-7223, CVE-2017-7224, CVE-2017-7225, CVE-2017-7226, CVE-2017-7227)が引き続いて公開されたため、CVE-2017-6965, CVE-2017-6966, CVE-2017-6969と一緒に情報をまとめました。

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

03/22/2017にbinutilsの脆弱性情報(CVE-2017-7209, CVE-2017-7210)が公開されました(03/17/2017のものの続きになります)。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。

(*) 03/23/2017にbinutilsの脆弱性情報(CVE-2017-7223, CVE-2017-7224, CVE-2017-7225, CVE-2017-7226, CVE-2017-7227)が引き続いて公開されたため、CVE-2017-6965, CVE-2017-6966, CVE-2017-6969と一緒に情報をまとめました。



修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • CVE-2017-6965
    • readelfのヒープベースのバッファーオーバーフローの可能性

    • GNU bin-utils 2.28に含まれるreadelfにバグが有り、シンボルに差分がある再配置を含む不正な入力ファイルを処理する際に不正なアドレスに書き込みを行うことで、ヒープベースのバッファーオーバーフローを引き起こす可能性が有ります。

  • CVE-2017-6966
    • readelfの解放済みメモリの使用の可能性

    • GNU bin-utils 2.28に含まれるreadelfにバグが有り、MSP430バイナリ中の複数の再配置されたセクションを処理している時に use-after-free (特に read-after-free)エラーが発生します。

  • CVE-2017-6969
    • readelfのヒープベースのバッファーオーバーリードによるプログラム停止や情報流出の可能性

    • GNU bin-utils 2.28に含まれるreadelfにバグが有り、問題のあるRL78バイナリを処理する際にヒープベースのバッファーオーバーリードを引き起こす可能性が有ります。これにより、プログラムを停止させたり、情報が流出する可能性が有ります。

  • CVE-2017-7209
    • プログラムのクラッシュの可能性

    • GNU bin-utils 2.28に含まれるreadelfにバグが有り、不正なバイナリを含むセクションコンテンツを読み込む際にNULLポインタへのアクセスを行い、プログラムがクラッシュする可能性があります。

  • CVE-2017-7210
    • プログラムのクラッシュの可能性

    • GNU bin-utils 2.28に含まれるobjdumpに複数のヒープベースのバッファーオーバーリードのバグが有り、不正なSTABS enumタイプがあるように細工されたオブジェクトファイルを読み出すとクラッシュします。

  • CVE-2017-7223
    • GNU assemblerのバッファーオーバーフローの可能性

    • GNU bin-utils 2.28に含まれるGNU assemblerにバグが有り、入力ストリームからEOFキャラクタを受け取らないとプログラムがクラッシュする可能性が有ります。

  • CVE-2017-7224
    • objdumpの不正な書き込みとクラッシュの可能性

    • GNU bin-utils 2.28に含まれるobjdumpにバグが有り、空の関数名を含む不正なバイナリをディスアセンブルしようとする際にプログラムがクラッシュする可能性が有ります。

  • CVE-2017-7225
    • addr2lineのNULLポインタ参照と不正な書き込みの可能性

    • GNU bin-utils 2.28に含まれるaddr2lineにバグが有り、メインのファイル名とディレクトリ名の双方が空の場合、NULLポインタ参照と不正な書き込みを引き起こし、プログラムがクラッシュする可能性が有ります。

  • CVE-2017-7226
    • libbfdの情報開示の可能性

    • GNU bin-utils 2.28に含まれるlibbdにバグが有り、strnlen()の代わりにstrlen()を使っているために4049のサイズでバッファーオーバーリードを引き起こします。

  • CVE-2017-7227
    • ldのプログラムクラッシュの可能性

    • GNU bin-utils 2.28に含まれるldにバグが有り、偽造された入力スクリプトを処理する際にプログラムがクラッシュする可能性が有ります。


主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat Satelliteを使うと管理が便利でしょう。

Red Hat Satelliteを用いた一般的なErattaの適用は、『Red Hat Satellite 6でerrataを適用してみる』
参考にして下さい。

[参考]

http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2017-6965

http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2017-6966

http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2017-6969

http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2017-7209

http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2017-7210

http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2017-7223

http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2017-7224

http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2017-7225

http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2017-7226

http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2017-7227

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