12/18/2024にelasticsearchの脆弱性(Moderate: CVE-2024-12539)が公開されました。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について纏めます。
[過去関連リンク(最新5件)]
CVSS/プライオリティ
- CVE-2024-12539
- 影響するバージョン
- 8.16.0, 8.16.1
- 一次情報源
- Priority
- Community: 6.0 Medium
- CVSS Vector
- CVSSv4.0/AV:N/AC:L/AT:P/PR:L/UI:N/VC:H/VI:N/VA:N/SC:N/SI:N/SA:N
- 影響するバージョン
修正方法
各ディストリビューションの情報を確認してください。
CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)
- https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2024-12539
- 認証制御の不足
- 認証制御の不足により、特定のクエリが悪意のある攻撃者に対してElasticsearch中のDocumet Levelセキュリティを回避させることになり、通常のロールでは許可されていないドキュメントにアクセスできる可能性があります。
主なディストリビューションの対応方法
詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください
- Debian
- Red Hat Enterprise Linux/CentOS
- Ubuntu
- SUSE/openSUSE
対処方法
各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。