gitの脆弱性 ( CVE-2017-14867 ) — | サイオスOSS | サイオステクノロジー

gitの脆弱性 ( CVE-2017-14867 )

9/26に、gitに関しての脆弱性情報 ( CVE-2017-14867 )が出ています。今回は、これらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面です。

9/26に、gitに関しての脆弱性情報 ( CVE-2017-14867 )が出ています。今回は、これらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。


Priority

Important

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • CVE-2017-14867

    • gitサーバ上での任意のコマンド実行の可能性

    • 重要度 – Important

    • Git 2.10.5, 2.11.4より前の2.11.x, 2.12.5より前の2.12.x, 2.13.6より前の2.13.x, 2.14.2より前の2.14.xでは、gitのサブコマンド(cvsserver等)で、攻撃者がシェルのメタキャラクターを使ったモジュール名を通して任意のOSコマンドを実行することを許可する、安全でないPerlスクリプトを使用しています。攻撃用のコードはCVSをサポートしていないgit-shellを用いても実行されます。


主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat Satelliteを使うと管理が便利でしょう。

Red Hat Satelliteを用いた一般的なErattaの適用は、『Red Hat Satellite 6でerrataを適用してみる』
参考にして下さい。

[参考]

[ANNOUNCE] Git v2.13.6 and others


セミナー情報

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