Gnulib の 脆弱性 (CVE-2017-7476 )
05/02/2017にGnulibの脆弱性情報(CVE-2017-7476)が公開されました。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。
こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。
05/02/2017にGnulibの脆弱性情報(CVE-2017-7476)が公開されました。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。
Priority
Important
修正方法
各ディストリビューションの情報を確認してください。
CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)
- CVE-2017-7476
TZ環境変数によるヒープベースバッファーオーバーフローの可能性
重要度 – Important
2017-04-26以前のGnulibにはTZ環境変数により、ヒープベースバッファーオーバーフローを引き起こす可能性があります。
主なディストリビューションの対応方法
詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください
対処方法
各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat Satelliteを使うと管理が便利でしょう。
Red Hat Satelliteを用いた一般的なErattaの適用は、『Red Hat Satellite 6でerrataを適用してみる』を
参考にして下さい。