Linux Kernelの脆弱性(Moderate: CVE-2023-0597)

02/26/2022にLinux Kernelの脆弱性(Moderate: CVE-2023-0597)が公開されました。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について纏めます。

[過去関連リンク(最新5件)]

CVSS/プライオリティ

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2023-0597
    • Use-After-Freeの問題
    • Linux kernelで、X86 CPUデータをメモリにマッピングしているcpu_entry_areにメモリリークの可能性がある脆弱性が見つかりました。これによりユーザはexception スタックやその他の重要なデータの位置を推定することが出来ます。これによりローカルユーザがメモリ中の重要なデータにアクセスすることができる可能性があります。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください

対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

[参考]

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