Net-SNMPの脆弱性(CVE-2018-1000116) — | サイオスOSS | サイオステクノロジー
Net-SNMPの脆弱性(CVE-2018-1000116)
こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。
03/09/2018にNet-SNMPの脆弱性情報(CVE-2018-1000116)が公開されています。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。
Priority
Moderate
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修正方法
各ディストリビューションの情報を確認してください。
CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)
- http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-1000116
ヒープ破壊の可能性
重要度 – Moderate
Net-SNMP 5.7.2には、UDPプロトコルヘッダーの処理でヒープ破壊を引き起こす可能性がある脆弱性が存在し、これによりコマンドが実行される可能性があります。
主なディストリビューションの対応方法
詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください
Debian
https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2018-1000116
Red Hat Enterprise Linux/CentOS
Ubuntu
https://people.canonical.com/~ubuntu-security/cve/2018/CVE-2018-1000116.html
SUSE/openSUSE
対処方法
各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat Satelliteを使うと管理が便利でしょう。
Red Hat Satelliteを用いた一般的なErattaの適用は、『Red Hat Satellite 6でerrataを適用してみる』を 参考にして下さい。
[参考]
https://sourceforge.net/p/net-snmp/bugs/2821/
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