02/08/2024にOpen vSwitchの脆弱性(Important: CVE-2023-3966)が公開されていました。遅くなりましたが、今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について纏めます。
[過去関連リンク(最新5件)]
CVSS/プライオリティ
- CVE-2023-3966
- 影響するバージョン
- N/A
- 一次情報源
- Priority
- Red Hat: 7.5 Important
- CVSS Score / CVSS Vector
- Red Hat: CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H
- 影響するバージョン
修正方法
各ディストリビューションの情報を確認してください。
CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)
- https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2023-3966
- DoSの脆弱性
- Open vSwitchの複数のバージョンで、細工されたGeneve: Generic Network Virtualization Encapsulationパケットを受け取ることにより不正なメモリアクセスが発生してDoS状態になります。この事象をトリガーするにはnetlinkパスを介したハードウェアのオフロードが有効になっている必要があります。
主なディストリビューションの対応方法
詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください
- Debian
- Red Hat Enterprise Linux/CentOS/Rocky Linux/Alma Linux
- Ubuntu
- SUSE/openSUSE
対処方法
各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。