OpenSSLの脆弱性情報(Low: CVE-2024-4741)

05/28/2024 (JST) にOpenSSLの脆弱性情報(Low: CVE-2024-4741)が公開されています。LowではありますがOpenSSLですので、一応こちらの脆弱性の概要を簡単にまとめてみます。

[過去関連リンク(最新5件)]

一次情報源

CVSS/プライオリティ

  • CVE-2024-4741
    • 影響するバージョン
      • OpenSSL 3.3, 3.2, 3.1, 3.0
    • Priority
      • Vendor: Low
    • CVSS Score / CVSS Vector
      • Not Yet Provided.

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2024-4741
    • SSL_free_buffers()でUse After Freeに繋がる問題(CVE-2024-4741)
    • 重要度 – Low
    • 対象 – OpenSSL 3.3, 3.2, 3.1, 3.0
    • >OpenSSL API関数のSSL_free_buffers()を呼び出すことにより、幾つかのシチュエーションで、以前に開放されたメモリにアクセスしてしまう可能性があります。
    • 影響:Use-After-Freeにより、データの破損やクラッシュ、または任意のコード実行など様々な結果をもたらす可能性があります。ただしこの問題の影響を受けるのは、SSL_free_buffers()関数を直接呼び出すアプリケーションのみであり、この関数を呼び出さないアプリケーションは影響を受けません。調査の結果、この関数はアプリケーションでほとんど使用されていないことがわかっています。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください

対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。

[参考]

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