01/08/2024にOpenVPNの脆弱性(Critical: CVE-2024-5594)が公開されました。遅くなりましたが、今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について纏めます。
[過去関連リンク(最新5件)]
CVSS/プライオリティ
- CVE-2024-5594
- 影響するバージョン
- N/A
- Priority
- NVD: 9.1(CRITICAL)
- Red Hat:
- CVSS Score / CVSS Vector
- NVD: CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:N
- Red Hat:
- 影響するバージョン
修正方法
各ディストリビューションの情報を確認してください。
CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)
- https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2024-5594
- 2.6.11より前のOpenVPNではPUSH_REPLYメッセージを正しくサニタイズ出来ていませんでした。これにより攻撃者は任意のデータをサードパーティ製の実行可能ファイルやプラグインに”挿入”する事が出来ます。
主なディストリビューションの対応方法
詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください
- Debian
- Red Hat Enterprise Linux/CentOS/Rocky Linux/Alma Linux
- Ubuntu
- SUSE/openSUSE
対処方法
各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。