12/07/2023にStrutsの脆弱性(Critical: CVE-2023-50164)が公開されました。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について纏めます。
[過去関連リンク(最新5件)]
- Strutsの脆弱性(Moderate: CVE-2023-41835)
- Strutsの脆弱性(Important: CVE-2023-34149, CVE-2023-34396)
- Struts 2のリモートコード実行の脆弱性情報(Important: CVE-2021-31805)
CVSS/プライオリティ
- CVE-2023-50164
- 影響するバージョン
- Struts 2.5.0 – 2.5.32, Struts 6.0.0 – Struts 6.3.0
- 一時情報源
- Priority
- Critical
- CVSS Score / CVSS Vector
- 影響するバージョン
修正方法
各ディストリビューションの情報を確認してください。
CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)
- https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2023-50164
- パストラバーサルの可能性
- 攻撃者がファイルアップロードパラメータを操作することによりパストラバーサルの問題が発生し、特定の環境下でリモートコード実行を引き起こすような悪意の有るファイルをアップロードすることが可能になります。
主なディストリビューションの対応方法
詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください
- Debian
- Red Hat Enterprise Linux/CentOS/Rocky Linux/Alma Linux
- Ubuntu
- SUSE/openSUSE
対処方法
各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。