Linux Kernelの脆弱性(CVE-2021-36310, CVE-2021-36311, CVE-2021-36312, CVE-2021-36312)

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

04/07/2021にLinux Kernelの脆弱性(CVE-2021-36310, CVE-2021-36311, CVE-2021-36312, CVE-2021-36312)が公開されました。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。



修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

また、OSの再起動が発生しますので、pacemakerなどOSSのクラスタ製品やLifeKeeperなどの商用のクラスタリング製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。


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