Linux Kernelの脆弱性(Important: CVE-2021-20226)

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

02/06/2021にLinux Kernelの脆弱性(Important: CVE-2021-20226)が公開されました。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。



Priority

CVE番号影響するバージョン一次情報源PriorityCVSS Score / CVSS Vector
CVE-2021-20226 Linux Kernel < 5.10.2Linux Kernel io_uring Use-After-Free Privilege Escalation Vulnerability

Red Hat: 7.8 Important

Red Hat: CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2021-20226
    • 特権昇格の可能性
    • 5.10.2までのLinux Kernelでは、io_uringのファイルディスクリプタの扱いでObjectの存在検証に問題がありました。攻撃者はこれを利用して権限を昇格したりkernel context内でコードを実行することが可能です。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

また、OSの再起動が発生しますので、pacemakerなどOSSのクラスタ製品やLifeKeeperなどの商用のクラスタリング製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。


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