Linux Kernelの脆弱性(Important: CVE-2023-0240, CVE-2023-0266)

01/30/2022にLinux Kernelの脆弱性(Important: CVE-2023-0240, CVE-2023-0266)が公開されました。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について纏めます。

[過去関連リンク(最新5件)]

CVSS/プライオリティ

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2023-0240
    • Use-After-Freeによる特権昇格の脆弱性
    • io_uringの実装に問題があり、use-after-freeによる特権昇格の可能性があります。io_prep_asunc_work()関数では、最後のio_grab_identityによる呼び出しがfalseを返してこない場合にはtrueで無いと仮定しており、そのケースではinit_credや直前の操作にリンクされたidentityリクエストで現在のidentityを使用していました。これによりuse-after-freeが発生していました。
  • https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2023-0266
    • Use-After-Freeによる特権昇格の脆弱性
    • Linux Kernel内のALSA PCMパッケージにuse-after-freeの問題が見つかりました。SNDRV_CTL_IOCTL_ELEM_(REDA|WRITE}32ではロックに不備があったためuse-after-freeによるシステムユーザの特権昇格が発生する可能性があります。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください

対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。また、OSの再起動が発生しますので、pacemakerなどOSSのクラスタ製品やLifeKeeperなどの商用のクラスタリング製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。

[参考]

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