09/13/2023にApache Tomcat JK Connectorの脆弱性(CVE-2023-41081)が公開されました。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について纏めます。
[過去関連リンク(最新5件)]
- Apache Tomcatの脆弱性(Important: CVE-2023-34981)
- Apache Tomcatの脆弱性(Moderate: CVE-2023-28709)
- Apache Tomcatの脆弱性(Important: CVE-2023-28708)
- Apache Commons FileUploadの脆弱性(Important: CVE-2023-24998)。Apache Tomcatにも影響。
CVSS/プライオリティ
- CVE-2023-41081
- 影響するバージョン
- Apache Tomcat JK Connector 1.2.0-1.2.48 (mod_jkのみ)
- 一時情報源
- Priority
- Community: Not yet disclosuer
- CVSS Score / CVSS Vector
- Not yet disclosure
- 影響するバージョン
修正方法
各ディストリビューションの情報を確認してください。
CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)
- https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2023-41081
- セキュリティ制約バイパスの可能性(mod_jkのみ)
- いくつかの条件下で、設定がJkOptions +ForwardDirectoriesを含んでいるが設定ではすべての可能なプロキシリクエストに対してマウントを明白に与えていない場合、mod_jkは最初に定義されたWorkerに暗黙的なマッピングを使用します。この暗黙的なマッピングにより、ステータスワーカが意図せず公開されたり、httpdの設定によるセキュリティ制約がバイパスされる可能性があります。JK 1.2.49以降は暗黙的なマッピング昨日は削除されていますが、mod_jkのみがこの問題の影響を受けます。ISAPIリダイレクタには影響しません。
主なディストリビューションの対応方法
詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください
- Debian
- Red Hat Enterprise Linux/CentOS
- Ubuntu
- SUSE/openSUSE
対処方法
各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。