PHPの脆弱性(CVE-2018-7584) — | サイオスOSS | サイオステクノロジー
PHPの脆弱性(CVE-2018-7584)
こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。
03/02/2018にphpの脆弱性情報(CVE-2018-7584)が公開されています。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。
Priority
Important
修正方法
各ディストリビューションの情報を確認してください。
CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)
- http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-7584
スタックベースのバッファーアンダーリードの可能性
重要度 – Important
5.6.33/7.0.28/7.1.14/7.2.2以前のPHP5系/7系では、ext/standard/http_fopen_wrapper.c中のphp_stream_url_wrap_http_ex()関数でHTTPレスポンスをパースしている際に、スタックベースのバッファーアンダーリードが発生する可能性があることがわかりました。
主なディストリビューションの対応方法
詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください
Debian
Red Hat Enterprise Linux/CentOS
Ubuntu
https://people.canonical.com/~ubuntu-security/cve/2018/CVE-2018-7584.html
SUSE/openSUSE
対処方法
各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat Satelliteを使うと管理が便利でしょう。
Red Hat Satelliteを用いた一般的なErattaの適用は、『Red Hat Satellite 6でerrataを適用してみる』を 参考にして下さい。
[参考]
https://bugs.php.net/bug.php?id=75981
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