rbashの脆弱性情報(Moderate:CVE-2019-9924)

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面和毅です。

03/23/2019にrbashの脆弱性情報(Moderate:CVE-2019-9924)が公開されています。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。

[過去リンク(最新5件)]

各ディストリビューションの情報を確認してください。

BASH_CMDS is writable in restricted bash shells (fixed upstream, need to backport patch)

任意のコマンド実行の可能性
重要度 – Moderate
4.4-beta2より前のrbashで、BASH_CMDSが書き込み可能になっていました。これを利用して、rbashから脱出して任意のシェルコマンドを実行することができる可能性が有ります。

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteやKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

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