ここでは実際に2026Q3に起こったサイバー攻撃、インシデント、また攻撃検知等の情報をトピックとして載せていきます。逐次追記していきます。
マルウェア・ランサムウェアに関する記事もこちらに統合しました(ランサムウェア攻撃という様に、最近では不可分になってきたため)
2025Q4 サイバー攻撃関連はこちら
2025Q3 サイバー攻撃関連はこちら
2026/08/12
デルタ航空、DEF CON参加者を乗せたフライトで発生したWi-Fi認証解除攻撃を調査
- bleepingcomputerより
- デルタ航空は、ラスベガス発アトランタ行きの591便で、無許可のWi-Fiネットワークが機内に出現した件について調査しているそうです。DEF CON 34から帰国する乗客数名が、飛行中にWi-Fi認証解除攻撃を実行し、他の乗客を機内無線ネットワークから切断した疑いがあるそうです。
DeadLockランサムウェアグループはブロックチェーン技術を使用
- bleepingcomputerより
- DeadLockランサムウェアは、分散型インフラストラクチャを利用しており、ブロックチェーン技術を活用したサービスによって、被害者との通信やデータ漏洩活動にしようするインフラを差し押さえから保護しているそうです。
2026/08/11
元メデューサのアフィリエイトが使用する新たなランサムウェア「StormEncryptor」
- bleepingcomputerより
- 以前はメデューサ・ランサムウェア攻撃に関与していた、金銭目的の脅威アクターが、「StormEncryptor」と呼ばれる新たなランサムウェアを展開しているそうです。
- Microsoft Threat Intelligenceは、この攻撃者をStorm-1175として追跡しています。CVE-2026-18577の悪用が先行した可能性が高いとのことです。
2026/08/10
2026H1レポートリンク集
H1レポートがあちこちから出始めているので、ここにリンクをおいておきます。
- https://www.gendigital.com/blog/insights/reports/threat-report-h1-2026
- https://blog.talosintelligence.com/ir-trends-q2-2026/
- https://www.forescout.com/resources/2026h1-threat-review/?ref=cybersecstats.com
- https://www.idtheftcenter.org/wp-content/uploads/2026/07/ITRC-H1-2026-Data-Breach-Report.pdf
- https://web-assets.esetstatic.com/wls/en/papers/threat-reports/eset-threat-report-h12026.pdf
- https://www.eset.com/fileadmin/ESET/US/Pages/landing-pages/2026/threat-report/H1-2026_Threat-Report.pdf
2026/08/02
ハッカーがDeepSeek AIを使用して脆弱なサーバーを自律的に攻撃
- bleepingcomputerより
- 中国語話者の攻撃者が、DeepSeek AIモデルとオープンソースのHermes Agentを使用して、人間の介入を最小限に抑えつつ、脆弱なサーバーに対して自律的なサイバー攻撃を実行しているそうです。
- この活動は、Hermesが誤ってホームディレクトリからWebサーバーを作成し、APIキー、エクスプロイトスクリプト、ターゲットリスト、シェル履歴、AI攻撃ログなど、攻撃者の環境を露呈させたことで、パロアルトネットワークスのUnit 42の研究者によって発見されました。
- 攻撃者はOSとのやり取り、コマンドの実行、Hermes Agentの推論エンジンとしてDeepSeekを使用していた模様です。
Arch Linuxが悪意のあるパッケージ混入のためにAURパッケージ採用を一次停止
- Arch LinuxのMLはこちら
- 悪意のあるパッケージの採用とフォローアップの現在の流入によりAUR 経由で行われたコミットでは、パッケージの採用は現在無効になっています。
- IFINはマルウェアの技術分析を行い、このキャンペーンは7月29日に「openconnect-sso」というパッケージで開始されたと報告しています。
2026/07/29
nVIDIAと多くのベンダーが、AIの安全性とセキュリティのためにオープンセキュアAIアライアンスを結成
- nVIDIA ブログより
- 最近の Hugging Faceのセキュリティインシデントに関連して、nVIDIAと多くのベンダーでAIの安全性とセキュリティのためにオープンセキュアAIアライアンスを結成しました
コカ・コーラの子会社Fairlife社が、ランサムウェア攻撃によるデータ盗難を確認
- bleepingcomputerより
- コカ・コーラ社は、今月初めに発生したランサムウェア攻撃により、同社の乳製品子会社であるフェアライフ(Fairlife)社のデータがハッカーによって盗まれたことを確認した。
OpenAIのモデルはArtifactoryのゼロデイ脆弱性を利用して流出
- bleepingcomputerより
- JFrogは、OpenAIのモデルが、自社ホスト型のArtifactoryサーバーのゼロデイ脆弱性を悪用し、隔離されたテスト環境から脱出してインターネットにアクセスした後、Hugging Faceを攻撃したことを確認した。
- これらの脆弱性は、OpenAIのモデルがHugging Faceの運用インフラをハッキングし、サイバーセキュリティベンチマークのための回答を盗み出した事件で悪用された。
CubePilotがDNSハイジャック攻撃を受ける
- bleepingcomputerより
- ドローン(無人航空機)用フライトコントローラーを設計するオーストラリア企業CubePilotは、DNSハイジャック攻撃により深刻な業務障害が発生したと発表しました。
- CubePilotのウェブサイトに掲載された状況アップデートによると、7月24日に攻撃者がcubepilot[.]orgドメインのDNS設定を乗っ取り、内部システム宛てのトラフィックを傍受したとのことです。
2026/07/25
ハッカーがホテルのWi-Fi DNSを乗っ取り、Microsoft 365アカウントを盗み出す
- bleepingcomputerより
- ハッカーたちは、ホテルや会議場のWi-Fi機器のDNS設定を変更し、ユーザーを偽のMicrosoft 365ログインページにリダイレクトさせている。
- このキャンペーンは少なくとも6月から継続されており、金融サービス、専門サービス、法律、医療、エネルギー、小売など、さまざまな分野の組織に影響を与えている。
- サイバーセキュリティ企業のReliaQuestは、米国の複数の都市に加え、インドやサウジアラビアなど世界の他の地域でも、侵害されたWi-Fiゲートウェイを特定した。
OSSのHermes AIエージェントがタイ財務省への攻撃に使用される
- bleepingcomputerより
- 脅威インテリジェンス企業Hunt.ioによると、攻撃者がタイ財務省への不正アクセスを行う際に、OSSのHermes AIエージェントを無人モードの「YOLO」モードで使用し、攻撃後の活動を自動化していた模様です。
2026/07/24
Bingで広告が流れている偽のClaudeアプリがSectopRATマルウェアを拡散
- bleepingcomputerより
- 研究者らが「FakeAgent」と呼ぶ、Bing検索サービス上で展開されている悪質な広告キャンペーンにより、正規のClaude.aiドメイン上でホストされている偽のClaudeデスクトップアプリインストーラーが拡散され、SectopRATマルウェアが送り込まれているそうです。
オーストラリアのエネルギー供給会社オリジンがデータ侵害被害に
- bleepingcomputerより
- オーストラリアのエネルギー供給会社であるオリジン・エナジーが、正体不明の攻撃者によるデータ侵害により顧客の個人情報(PII)が漏洩したことを確認したそうです。
AIで高価値ターゲットをランク付けするDolphin Xマルウェア
- bleepingcomputerより
- 新たなリモートアクセス型トロイの木馬「Dolphin X」は、AIを活用したプロファイリング機能を用いて感染ユーザーのスコアリングとランク付けを行い、サイバー犯罪者が最初に標的とすべき被害者を特定するのに役立てているとの話です。
- 注目すべき機能の一つとして、感染したコンピューターから収集した情報を分析し、各被害者にリスクスコアを割り当てる「AIプロファイラー」が確認できている模様。
2026/07/22
Anubisランサムウェアがコカ・コーラ・フェアライフへの攻撃を主張
- bleepingcomputerより
- アヌビス・ランサムウェアグループが、コカ・コーラの乳製品子会社であるフェアライフへのサイバー攻撃について犯行声明を出している模様です。
2026/07/14
日本交通がサイバー攻撃に
- 日本交通のサイトはこちら
- 日本交通のシステムに外部から不正アクセス・マルウェア感染を受けたとのことです。これにより、現在、ハイヤーWEB受注・予約管理システム、お電話によるタクシー配車サービス、および一部の社内向けシステム等が一時的にご利用いただけない状態となっております。
攻撃者がJscarambler社のnpmパッケージにマルウェアを仕掛ける
- bleepingcomputerより
- クライアントサイドのウェブセキュリティ企業であるJscramblerは、攻撃者が同社のnpmパッケージの悪意のあるバージョンを公開し、それが約1500回ダウンロードされたことを明らかにしました。
- 悪意のあるJscramblerパッケージは、リリース8.14、8.16、8.17、および8.20にまたがり、「プリインストール」フック中に実行される情報窃盗マルウェアを含んでいたそうです。
- Jscramblerのアドバイザリはこちらになります。
新たなCrashStealerマルウェアがAppleのクラッシュレポートツールを装う
- bleepingcomputerより
- CrashStealerと呼ばれる新しいmacOS情報窃盗マルウェアが、Appleのクラッシュレポートツールを装って、認証情報、キーチェーンデータ、暗号通貨ウォレットを盗み出している模様です。
英国、ロシアの通信傍受発信機に関与した疑いで容疑者を起訴
- bleepingcomputerより
- 英国当局は、国家犯罪対策庁(NCA)によるロシアン・コムズに関する捜査を受け、5人を起訴しました。ロシアン・コムズは、犯罪者が180万件以上の詐欺電話をかけるために使用していた主要な発信者番号偽装プラットフォームです。
- 「2020年に設立されたこのプラットフォームは、当初は携帯端末として始まり、その後ウェブベースのアプリケーションへと移行し、両方の製品が販売されました。犯罪者は、あらかじめ選択した番号から電話をかけているように見せかけることで、身元を隠すことができました。これらの番号は、多くの場合、金融機関、通信会社、法執行機関の番号であり、被害者から資金や個人情報を盗むことを目的としていました」と、 NCAは月曜日に発表しました 。
2026/07/10
Helixと呼ばれる新たな脅威アクターがPhishing/Vishing攻撃
- bleepingcomputerより
- Helixと呼ばれる新たな脅威アクターが、Vishing/Device Code Phishing/MFA悪用のような戦術を用いてSharePoint環境からデータを盗み出している模様です。
2026/07/09
アクセンチュアが「888」の攻撃による情報漏洩を確認
- bleepingcomputerより
- アクセンチュアは、攻撃者が同社から35GBのソースコードやその他のデータを盗んだと主張したことを受け、セキュリティ侵害を受けたことを確認した模様です。
- 「888」という脅威アクターがダークウェブに情報を流出させた模様です。
偽のEntraパスキー登録を促すVishingがMicrosoft 365ユーザーを標的に
- bleepingcomputerより
- 攻撃者が、複数の業界の組織を標的に、Microsoft 365ユーザーに新しいEntraパスキーを登録するよう求める音声ベースの偽のセキュリティ要求を仕掛けている模様です。
NPMとPyPi上の偽のnpm/paysafe-checkout等が認証情報を盗む
- bleepingcomputerより
- NPM/PyPI上の悪意のある17個以上のパッケージが、Paysafe、Skrill、および Neteller の決済アプリケーションの開発者とユーザーに、窃盗マルウェアを配信していたそうです。
2026/07/07
大手企業の採用面接を装ったフィッシングでGoogleアカウントを盗む
- bleepingcomputerより
- Adobe, NetFlix, コカ・コーラ, OpenAIなど30以上の有名ブランドになりすまし、偽の求人面接を装ってGoogleアカウントの認証情報を盗み出そうとしているフィッシングキャンペーンが見つかっているそうです。
- この攻撃は少なくとも5ヶ月前から行われており、当初はなりすまし対象の企業名が入ったOutlookのメールアドレスが使用されていた模様です。
Microsoft Teams 上で偽の IT サポートがEtherRATを拡散
- Unit42より
- 攻撃者はMicrosoft Teamsの音声通話を悪用し、企業のITサポート担当者を装って従業員を騙してEtherRATマルウェアをインストールさせ、初期アクセスを獲得している模様です。
2026/07/06
JadePufferランサムウェアがAIエージェントを使用して攻撃全体を自動化
- bleepingcomputerより
- 研究者らは、大規模言語モデル(LLM)エージェントによって完全に実行されたランサムウェア攻撃「JadePuffer」の、おそらく史上初の事例を特定した。
- 研究者らによると、AIエージェントは侵入中に発生した障害に適応し、まるで人間のオペレーターが障害に対処するのと同様の行動をとったという。
- Sysdigの情報はこちらになります。
2026/07/03
JADEPUFFER: AgenticAIがランサムウェア攻撃に利用される
- Sysdigのブログより
- CVE-2025-3248 (Langflow:OSSのノーコードツールでAIに利用されている)を用いてLangflowインスタンスへの初期アクセス権を取得し、被害者の本番データベースサーバーに対してデータベース破壊とランサムウェア攻撃を実行しているという、AgenticAIを用いたランサムウェア攻撃が観測されているそうです。
- Sysdig社はJADEPUFFERと名付けています。
- 攻撃は2段回です。まず、Internetに接続された脆弱性のあるLangflowインスタンスを狙います。これを踏み台にして、最終的な標的を侵害しているそうです。
- どこかでこちらはまとめる予定です。
2026/07/02
900を超えるOracle E-Businessインスタンスが脆弱性( CVE-2026-46817)を悪用され攻撃を受けている模様
- bleepingcomputerより
- EBSのOracle Payments製品のファイル転送コンポーネントで発見された脆弱性(CVE-2026-46817: 5月に修正済み)が悪用され攻撃を受けている状況が観測されています。
- Defusedのツイートはこちらになります。
Microsoft 365アカウントを標的に、8100万件のログイン試行を実施
- HUNTRESSのブログより
- HUNTRESSがMicrosoftのAzureコマンドラインインターフェイス(CLI)に対する大規模かつ継続的な自動パスワードスプレー攻撃を観測したそうです。
- 攻撃者はHuntressの顧客アカウントに対して8,100万回以上のログイン試行を行い、少なくとも78のMicrosoftアカウントの侵害に成功したそうです。
- ここ数週間、Microsoft 365環境に対する認証情報およびトークンのスプレー攻撃が相次いでいる模様です。Redditにも質問が建てられています。
Kubota North Americaにサイバー攻撃。アクセスは一ヶ月以上
- Kubotaの発表はこちら
- 2026年3月16日から2026年4月20日の間に、特定のネットワークシステムへの不正アクセスが発生したことを特定し、対処したそうです。
- 人事チームが管理する従業員の個人情報のファイルにアクセスがあったことが判明しているそうです。
FortiBleedがLynxランサムウェアに結び付けられる
- SOCRadarの記事はこちら
- 6月に話題になったFortiBleedですが、Lynxランサムウェアグループに結び付けられたそうです。
2026/07/01
アフラック生命がサイバー攻撃を受け個人情報流出
- 読売新聞オンラインより
- アフラック生命が不正アクセスにより438万人の個人情報が流出したもようです。口座情報も同様に漏洩しているそうです。
- アフラック生命保険は30日、契約者用サイトなどのシステムが不正アクセスを受け、顧客ら約438万人分の個人情報が流出したと発表しました。このうち約23万人分は保険料を支払う銀行口座の情報も含まれている模様です。
- 現在、関連するシステムの一部を停止しており、保険金や給付金の請求などの問い合わせはコールセンターで受け付けているそうです。現時点ではシステム復旧のめどは立っていない模様です。
Nidecの台湾子会社がBlackFieldランサムウェアグループによる攻撃を受ける
- bleepingcomputerより
- 台湾の子会社である日本電産長昌科技がランサムウェア攻撃を受けた模様です。
- NidecのPDFによる説明はこちらになります。
日産アメリカがOracle Peoplesoftのゼロデイ攻撃により従業員情報漏洩を公開
- bleepingcomputerより
- 日産アメリカがOracle Peoplesoftのゼロデイ攻撃により従業員情報が漏洩したことについて、情報を公表しています。
- 「オラクル社から、サイバー攻撃が発生し、数百社の従業員記録がいわゆる脅威アクターによって入手された可能性があるとの報告を受けました。その後、日産自動車がこの攻撃の標的となっていたことが判明しました。」とのことです。
- Shiny Huntersが攻撃を主張している模様です。攻撃者は5月にOracle PeopleSoftのゼロデイ脆弱性(CVE-2026-35273)を悪用してインスタンスに侵入し、データを盗み出したようです。