Oracle Javaの脆弱性(Oracle Critical Patch Update Advisory – Oct 2020)

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面です。

10月20日に四半期恒例のOracle Critical Patch UpdateでOracle Javaの脆弱性(CVE-2020-14803 CVE-2020-14792 CVE-2020-14781 CVE-2020-14782 CVE-2020-14797 CVE-2020-14779 CVE-2020-14796 CVE-2020-14798)が公開されました。今回はこれらのJavaの脆弱性についてまとめてみます。

情報は分かり次第追記・更新します。



CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • CVE-2020-14803
    • 影響するバージョン:Java SE: 11.0.8, 15
    • サブコンポーネント: Libraries
    • CVSS 3.0 Base Score 5.3
    • CVSS Vector: 元情報参照
    • 情報は詳細が分かり次第更新します。
  • CVE-2020-14792
    • 影響するバージョン:Java SE: 7u271, 8u261, 11.0.8, 15; Java SE Embedded: 8u261
    • サブコンポーネント: Hotspot
    • CVSS 3.0 Base Score 4.2
    • CVSS Vector: 元情報参照
    • 情報は詳細が分かり次第更新します。
  • CVE-2020-14781
    • 影響するバージョン:Java SE: 7u271, 8u261, 11.0.8, 15; Java SE Embedded: 8u261
    • サブコンポーネント: JNDI
    • CVSS 3.0 Base Score 3.7
    • CVSS Vector: 元情報参照
    • 情報は詳細が分かり次第更新します。
  • CVE-2020-14782
    • 影響するバージョン:Java SE: 7u271, 8u261, 11.0.8, 15; Java SE Embedded: 8u261
    • サブコンポーネント: Libraries
    • CVSS 3.0 Base Score 3.7
    • CVSS Vector: 元情報参照
    • 情報は詳細が分かり次第更新します。
  • CVE-2020-14797
    • 影響するバージョン:Java SE: 7u271, 8u261, 11.0.8, 15; Java SE Embedded: 8u261
    • サブコンポーネント: Libraries
    • CVSS 3.0 Base Score 3.7
    • CVSS Vector: 元情報参照
    • 情報は詳細が分かり次第更新します。
  • CVE-2020-14779
    • 影響するバージョン:Java SE: 7u271, 8u261, 11.0.8, 15; Java SE Embedded: 8u261
    • サブコンポーネント: Serialization
    • CVSS 3.0 Base Score 3.7
    • CVSS Vector: 元情報参照
    • 情報は詳細が分かり次第更新します。
  • CVE-2020-14796
    • 影響するバージョン:Java SE: 7u271, 8u261, 11.0.8, 15; Java SE Embedded: 8u261
    • サブコンポーネント: Libraries
    • CVSS 3.0 Base Score 3.1
    • CVSS Vector: 元情報参照
    • 情報は詳細が分かり次第更新します。
  • CVE-2020-14798
    • 影響するバージョン:Java SE: 7u271, 8u261, 11.0.8, 15; Java SE Embedded: 8u261
    • サブコンポーネント: Libraries
    • CVSS 3.0 Base Score 3.1
    • CVSS Vector: 元情報参照
    • 情報は詳細が分かり次第更新します。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

また、サービスの再起動が発生しますので、peacemakerなどOSSのクラスタ製品やLifeKeeperなどの商用のクラスタリング製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。


セミナー情報1

コンピュータセキュリティシンポジウム(CSS)2020併設のワークショップ、 OSSセキュリティ技術ワークショップ(OWS) 2020の企画講演セッション及び、 一般論文セッションの発表募集をさせていただきます。

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