Linux Kernelの脆弱性(Important: CVE-2023-2008)

04/15/2023にLinux Kernelの脆弱性(Important: CVE-2023-2008)が公開されました。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について纏めます。

[過去関連リンク(最新5件)]

CVSS/プライオリティ

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2023-2008
    • ローカルの権限昇格の可能性
    • Linux kernelのudmabufデバイスドライバに問題が見つかりました。faultハンドラに特定の問題があります。ユーザにより提供されたデータの不完全な検証により、配列の末尾を超えてメモリアクセスが発生する可能性があります。攻撃者はこの欠陥を利用して、権限昇格を行いkernelのコンテキストとして任意のコードを実行が出来る可能性があります。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください

対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

[参考]

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