07/07/2026にLinux Kernelの脆弱性(Januscape: CVE-2026-53359)が公開されました。こちらも16年間潜んでいたものになり、Linux Kernel 2.6.36以降のバージョンに影響する脆弱性の模様です。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について纏めます。
[過去関連リンク(最新5件)]
- Linux KernelのLPE脆弱性(PinTheft: CVE-2026-43494:RDSモジュール)
- Linux Kernelの脆弱性(ssh-keygen-pwn: Important: CVE-2026-46333)
- Linux KernelのLPE(ローカル権限昇格)の脆弱性(Fragnesia(CopyFail3): CVE-2026-46300)
- Linux KernelのLPE(Local Privilege Escalation)脆弱性(Dirty Frag: CVE-2026-43284, CVE-2026-43500: CopyFail2)
- Linux Kernelのローカルユーザによる権限昇格の脆弱性(Copy Fail: CVE-2026-31431)
- Linux Kernelの脆弱性(CVE-2025-40345〜CVE-2025-71101)
CVSS/プライオリティ
- CVE-2026-53359
- 影響するバージョン
- 2.6.36以降のLinux Kernel
- Priority/CVSS SCORE
- NVD(CVSSv4): Not disclosed
- NVD(CVSSv31): Not disclosed
- Red Hat(CVSSv4): Not disclosed
- Red Hat(CVSSv31): 7.0 : Important
- CVSS Vector
- NVD(CVSSv4): Not disclosed
- NVD(CVSSv31): Not disclosed
- Red Hat(CVSSv4): Not disclosed
- Red Hat(CVSSv31): CVSS:3.1/AV:L/AC:H/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
- EPSS Score/Percentile
- DATE(JST): 2026-07-06
- EPSS: 0.001760000
- Percentile: 0.073370000
- 影響するバージョン
修正方法
各ディストリビューションの情報を確認してください。
Januscape (CVE-2026-53359)
- 一時情報源はこちらになります。
- こちらは16年前から存在していた脆弱性です。車道MMUのUse-After-Freeを悪用することで、KVM/x86におけるGuest-to-Hostエスケープが可能になります。Intel/AMDどちらのホストも対象になります。これにより、ネスト仮想化を公開しているx86パブリッククラウド(GCP、AWS)が脅かされます。
CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)
- https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2026-53359
- KVM: x86: 予期しないロールによるシャドウページングのUse-After-Freeの修正
- Linux KernelのKVM: x86では、期しないロールによるシャドウページングのUse-After-Freeバグが存在しました。これによりKVMのゲストOSからホストへのエスケープ(脱出)ができる可能性があります。
主なディストリビューションの対応方法
詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください
- Debian
- Red Hat Enterprise Linux/CentOS/Rocky Linux/Alma Linux
- Ubuntu
- SUSE/openSUSE
対処方法
各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。
