nmapの脆弱性(CVE-2018-1000161) — | サイオスOSS | サイオステクノロジー
nmapの脆弱性(CVE-2018-1000161)
こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。
04/19/2018にnmapの脆弱性情報(CVE-2018-1000161)が公開されています。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。
一次情報源
Priority
Moderate
修正方法
各ディストリビューションの情報を確認してください。
CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)
- http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-1000161
ディレクトリトラバーサルの脆弱性
重要度 – Moderate
6.49BETA6〜7.60までのnmapでは、NSEスクリプトのhttp-fetchにディレクトリトラバーサルの脆弱性があります。これを利用して攻撃者は悪意のあるWebサイトを用意してhttp-fetchスクリプトがアクセスしてきた際に脆弱性を利用することが可能です。
主なディストリビューションの対応方法
詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください
Debian
https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2018-1000161
Red Hat Enterprise Linux/CentOS
Ubuntu
https://people.canonical.com/~ubuntu-security/cve/2018/CVE-2018-1000161.html
SUSE/openSUSE
対処方法
各ディストリビューションやシステム提供元の案内に従い、アップデートを行ってください。
[参考]
http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-1000161
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