PHPの脆弱性情報(Low: CVE-2018-19935)

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

12/07/2018にPHPの脆弱性情報(Low: CVE-2018-19935)が公開されました。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。



Priority

  • CVE-2018-19935

    Low

    • SuSE
      • CVSS v3 Base Score: 3.3
      • Vector: AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:L
    • Red Hat Customer Potal
    • NVD

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-19935
    • リモートからのDoSの可能性
    • 重要度 – Low
    • PHP 5.xと7.3.0以前の7.xでは、imap_mail()関数にからの文字列をメッセージ引数として渡す事で、リモートの攻撃者がDoS(NULLポインタ非参照とアプリケーションのクラッシュ)を引き起こすことができます。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

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