PHPの脆弱性(CVE-2018-5712)
こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。
1/17/2018にPHPの脆弱性情報(CVE-2018-5712)が公開されました。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。
修正方法
各ディストリビューションの情報を確認してください。
CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)
- http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-5712
Reflected XSSの可能性
5.6.33/7.0.27/7.1.13/7.2.1以前のPHP5系/7系では、.pharファイルのリクエストURIを通したPHAR 404エラーページにReflected XSSが存在します。
主なディストリビューションの対応方法
詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください
Debian
Red Hat Enterprise Linux/CentOS
Ubuntu
SUSE/openSUSE
対処方法
各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat Satelliteを使うと管理が便利でしょう。
Red Hat Satelliteを用いた一般的なErattaの適用は、『Red Hat Satellite 6でerrataを適用してみる』を
参考にして下さい。
[参考]
https://bugs.php.net/bug.php?id=74782
セキュリティ系連載案内
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