01/24/2025にphpMyAdminの脆弱性(Medium: CVE-2025-24529, CVE-2025-24530)が公開されました。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について纏めます。
[過去関連リンク(最新5件)]
CVSS/プライオリティ
- PMASA-2025-2
- 影響するバージョン
- phpMyAdmin 5.x < 5.2.2
- Priority
- NVD: 6.4(MEDIUM)
- Red Hat:
- CVSS Score / CVSS Vector
- NVD: CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:C/C:L/I:L/A:N
- Red Hat:
- 影響するバージョン
- PMASA-2025-1
- 影響するバージョン
- phpMyAdmin 5.x < 5.2.2
- Priority
- NVD: 6.4(MEDIUM)
- Red Hat:
- CVSS Score / CVSS Vector
- NVD: CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:C/C:L/I:L/A:N
- Red Hat:
- 影響するバージョン
修正方法
各ディストリビューションの情報を確認してください。
CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)
- https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2025-24529
- InsertページでのXSS
- phpMyAdmin 5.2.2より前のバージョンのphpMyAdmin 5.xに問題が見つかりました。InsertタブにXSS脆弱性が見つかっています。
- https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2025-24530
- CheckテーブルでのXSS
- phpMyAdmin 5.2.2より前のバージョンのphpMyAdmin 5.xに問題が見つかりました。Checkテーブル機能に、細工されたテーブルやデータベース名を使うことで発現するXSS脆弱性が見つかっています。
主なディストリビューションの対応方法
詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください
- Debian
- Red Hat Enterprise Linux/CentOS/Rocky Linux/Alma Linux
- Ubuntu
- SUSE/openSUSE
対処方法
各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。