こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。
03/18/2019にPowerDNSの脆弱性情報(High:CVE-2019-3871)が公開されています。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。
[過去リンク(最新5件)]
PowerDNS Recursorの複数の脆弱性情報(Low:CVE-2019-3806 , Medium:CVE-2019-3807)
PowerDNSの複数の脆弱性情報(Low:CVE-2018-14663 , Medium:CVE-2018-16855)
PowerDNSの脆弱性情報(Medium: CVE-2018-10851, CVE-2018-14626, CVE-2018-14644)
PowerDNS Recursorの複数の脆弱性情報(Low:CVE-2019-3871 , Medium:CVE-2019-3807)
Priority
- CVE-2019-3871
High
- SuSE
- Red Hat Customer Potal
- NVD
- SuSE
修正方法
各ディストリビューションの情報を確認してください。
CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)
- https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2019-3871
- Red Hat Enterprise Linux/CentOS
- Ubuntu
- SUSE/openSUSE
対処方法
各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteやKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。
[参考]
「IoT時代の最新SELinux入門」がITPro上で読めるようになりました。技術の会代表で第一人者である中村さん等による、最新のSELinuxの情報やコマンド類等も更新されているのでお薦めです。