04/10/2025にPowerDNSの脆弱性(High: CVE-2025-30195)が公開されました。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について纏めます。
[過去関連リンク(最新5件)]
一次情報源
CVSS/プライオリティ
- CVE-2025-30195
- 影響するバージョン
- PowerDNS Recursor 5.2.0
- Priority
- NVD: 7.5(HIGH)
- Red Hat:
- CVSS Score / CVSS Vector
- NVD: CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H
- Red Hat:
- 影響するバージョン
修正方法
各ディストリビューションの情報を確認してください。
CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)
- https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2025-30195
- 細工されたZoneによる、PoweDNS RecursorへのDoS(不正なメモリアクセス)
- 攻撃社は細工されたリソースレコードセットを含むzoneを公開できるとします。これらのセットを処理してキャッシュに入れる際にRecursorが不正なメモリアクセスを引き起こしてクラッシュし、DoSを引き起こします。
主なディストリビューションの対応方法
詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください
- Debian
- Red Hat Enterprise Linux/CentOS/Rocky Linux/Alma Linux
- Ubuntu
- SUSE/openSUSE
対処方法
各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。