Sambaの脆弱性(CVE-2023-0225, CVE-2023-0922, CVE-2023-0614)と新バージョン(4.18.1, 4.17.7, 4.16.10)

03/29/2023にSambaの脆弱性(CVE-2023-0225, CVE-2023-0922, CVE-2023-0614)と新バージョン(4.18.1, 4.17.7, 4.16.10)が公開されました。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について纏めます。

[過去関連リンク(最新5件)]

CVSS/プライオリティ

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2023-0225
    • dnsHostNameの不完全なアクセスチェック
    • SambaのActive Directory ドメインコントローラでのdnsHostName権限チェック実装では、CVE-2022-32743の様にSambaドメインでのdnsHostNameの値の制約が正しく行われておりましたが、dnsHostNameが削除された場合には正しい処理が行われていませんでした。従って、Samba 4.17.0以降でLDAP属性でのdnsHostName属性の削除が、認証されているが特権を持っていないユーザに対して任意のオブジェクトで可能になっていました。
  • https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2023-0922
    • Samba AD DC管理ツールのsamba-toolが平文でパスワードを送出する可能性
    • Samba AD DC管理ツールは、リモートのLDAPサーバを操作する際に、デフォルトで新たなパスワードやリセットしたパスワードを送ります。Microsoftの実装では、これは暗号化された接続のみで発生するという制限がありますが、Sambaにはこの制限がありませんでした。
  • https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2023-0614
    • ADでのLDAPを用いた属性へのアクセスの問題
    • CVE-2018-10919のLDAPフィルターを用いた機密属性開示の修正が不完全であったため、攻撃者はSamba AD ドメインコントローラから機密のBitLockerリカバリキーを取得できる可能性があります。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください

対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

[参考]

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