09/14/2023にStrutsの脆弱性(Moderate: CVE-2023-41835)が公開されました。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について纏めます。
[過去関連リンク(最新5件)]
- Strutsの脆弱性(Important: CVE-2023-34149, CVE-2023-34396)
- Struts 2のリモートコード実行の脆弱性情報(Important: CVE-2021-31805)
CVSS/プライオリティ
- CVE-2023-41835
- 影響するバージョン
- Struts 2.5.31, Struts 6.1.2.1 – Struts 6.3.0
- 一時情報源
- Priority
- CVSS Score / CVSS Vector
- 影響するバージョン
修正方法
各ディストリビューションの情報を確認してください。
CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)
- https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2023-41835
- DoSの可能性
- Multipartリクエストが実行されているがmaxStringLengthリミットを幾つかのフィールドで超えてしまった場合、リクエストが中止されてもアップロードしたファイルがstruts.multipart.saveDirに残ります。
主なディストリビューションの対応方法
詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください
- Debian
- Red Hat Enterprise Linux/CentOS
- Ubuntu
- SUSE/openSUSE
対処方法
各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。