foremanの脆弱性情報(Moderate: CVE-2018-16861)

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

11/30/2018にforemanの脆弱性情報(Moderate: CVE-2018-16861)が公開されています。今回はこれらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。



Priority

  • CVE-2018-16861

    Moderate

    • SuSE
    • Red Hat Customer Potal
      • CVSS v3 Base Score: 7.6
      • Vector: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:L
    • NVD

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-16861
    • XSS(クロスサイトスクリプティング)の脆弱性
    • 重要度 – Moderate
    • Red Hat SatelliteコンポーネントのforemanにXSSの脆弱性が見つかりました。Hosts, Monitor, Infrastructure, Administer Menuのエントリを作成する権限が有る攻撃者は、他のユーザに対してXSS攻撃を実行することが出来、悪意の有るコードを実行したり、anti-CSRFトークンをより権限の高いユーザとして展開することが出来ます。1.18.1, 1.19.2, 1.20.0より前のForemanに問題があります。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。

セキュリティ系連載案内


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