Apache Tomcatの脆弱性(Low: CVE-2022-45143)

01/04/2022にApache Tomcatの脆弱性(Low: CVE-2022-45143)が公開されました。LowではありますがTomcatですので、今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について纏めます。


[過去関連リンク]

CVE/CVSS

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2022-45143
    • JsonErrorReportValveインジェクション
    • Apache Tomcatでは、JsonErrorReportValveでタイプやメッセージ、詳細などの値に関してエスケープ処理を行っていませんでした。幾つかの環境でこれらはユーザが与えたデータにより構築されるため、したがってユーザが提供する値を用いてJSON出力を操作できる可能性があります。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください

対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

[参考]

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