03/09/2024にunboundの脆弱性(Moderate: CVE-2024-0193)が公開されました。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について纏めます。
[過去関連リンク(最新5件)]
CVSS/プライオリティ
- CVE-2024-0193
- 影響するバージョン
- N/A
- 一次情報源
- Priority
- Red Hat: 5.9 Moderate
- CVSS Score / CVSS Vector
- Red Hat: CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H
- 影響するバージョン
修正方法
各ディストリビューションの情報を確認してください。
CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)
- https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2024-0193
- DoS(無限ループ)の脆弱性
- unboundの最新バージョンでは、特定のコードパスによってDoSを引き起こし、無限ループにつながる可能性がある脆弱性が含まれています。 この問題は、デフォルト以外のオプション「ede:yes」が使用され、Unboundが応答にEDE情報を添付して応答し、クライアントのバッファサイズがEDEレコードを含めるのに必要な領域よりも比較的小さい場合にのみ発生します。
主なディストリビューションの対応方法
詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください
- Debian
- Red Hat Enterprise Linux/CentOS/Rocky Linux/Alma Linux
- Ubuntu
- SUSE/openSUSE
対処方法
各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。