vimの脆弱性 ( CVE-2017-5953 ) — | サイオスOSS | サイオステクノロジー

vimの脆弱性 ( CVE-2017-5953 )

02/13/2017にvimの脆弱性情報(CVE-2017-5953)が公開されました。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面です。

02/13/2017にvimの脆弱性情報(CVE-2017-5953)が公開されました。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。



Priority

Moderate

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • CVE-2017-5953
    • 任意のコード実行やDoSの可能性

    • 重要度 – Moderate

    • vimのスペルファイルの扱いにバグが有り、メモリアロケーションで整数オーバーフローを引き起こしたり、バッファーオーバーフローを引き起こして任意のコード実行やDoSに使われる可能性が有ります。


主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat Satelliteを使うと管理が便利でしょう。

Red Hat Satelliteを用いた一般的なErattaの適用は、『Red Hat Satellite 6でerrataを適用してみる』
参考にして下さい。

セキュリティ系書籍案内

技術評論社より、2/23に『【イラスト図解満載】情報セキュリティの基礎知識』が発刊されます。セキュリティの要素技術がイラスト図解でやさしく解説されており、初心者にもわかりやすくなっていますのでお薦めです。

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