Linux Kernelの脆弱性(Moderate: CVE-2023-1206)

07/01/2023にLinux Kernelの脆弱性(Moderate: CVE-2023-1206)が公開されました。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について纏めます。

[過去関連リンク(最新5件)]

CVSS/プライオリティ

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2023-1206
    • ハッシュ衝突の脆弱性
    • IPv6 connection lookup table中にハッシュ衝突の脆弱性が見つかりました。これを悪用して、ローカルのネットワークや高い帯域幅で接続しているユーザはIPv6の接続を使ってCPUの使用率を95%以上にすることができます。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください

対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

[参考]

タイトルとURLをコピーしました