04/03/2023にmod_auth_openidcの脆弱性(Moderate: CVE-2023-28625)が公開されました。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について纏めます。
[過去関連リンク(最新5件)]
- N/A
CVSS/プライオリティ
- CVE-2023-28625
- 影響するバージョン
- 2.0.0 <= mod_auth_openidc <=2.4.13.1
- 一時情報源
- Priority
- Vendor: 5.8 Moderate
- CVSS Score / CVSS Vector
- Vendor: CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:L
- 影響するバージョン
修正方法
各ディストリビューションの情報を確認してください。
CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)
- https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2023-28625
- SegFaultによるDoSの可能性
- OIDCStripCookiesが設定されている細工されたCookieが与えられると、NULLポインタ被参照が発生しセグメンテーションフォルトが発生します。これによりDoS攻撃が発生する可能性があります。
主なディストリビューションの対応方法
詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください
- Debian
- Red Hat Enterprise Linux/CentOS
- Ubuntu
- SUSE/openSUSE
対処方法
各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteやKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。