SQLiteの脆弱性情報(CVE-2018-8740) — | サイオスOSS | サイオステクノロジー

SQLiteの脆弱性情報(CVE-2018-8740) — | サイオスOSS | サイオステクノロジー

SQLiteの脆弱性情報(CVE-2018-8740)

03/18/2018にSQLiteの脆弱性情報(CVE-2018-8740)が公開されています。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。


こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

03/18/2018にSQLiteの脆弱性情報(CVE-2018-8740)が公開されています。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。



 

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-8740
    • NULLポインタ非参照の可能性

    • SQLite 3.22.0までのバージョンでは、データベースが破損している場合にCREATE TABLE ASを使用した際にbuild.c/prepare.c中でNULLポインタ悲惨性が発生する可能性が有ります。


主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat Satelliteを使うと管理が便利でしょう。

Red Hat Satelliteを用いた一般的なErattaの適用は、『Red Hat Satellite 6でerrataを適用してみる』を 参考にして下さい。

また、サービスの再起動が発生しますので、pacemakerなどOSSのクラスタ製品LifeKeeperなどの商用のクラスタリング製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。

[参考]

http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-8740

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