squidの脆弱性(Critical: CVE-2025-54574)

08/01/2025にsquidの脆弱性(Critical: CVE-2025-54574)が公開されていました。遅くなりましたが、今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について纏めます。

過去の記事

一次情報源

CVSS/プライオリティ

  • CVE-2025-54574
    • 影響するバージョン
      • squid <= 6.3
    • Priority/EPSS
      • NVD: 9.3(CRITICAL)
      • Red Hat: 8.9
    • CVSS Score / CVSS Vector
      • NVD: CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:C/C:N/I:L/A:H
      • Red Hat: CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:L
    • EPSS Score/Percentile
      • DATE(JST): 2025-08-09
      • EPSS: 0.012150000
      • Percentile: 0.781790000

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2025-54574
    • URN処理に伴うバッファーオーバーフロー
    • 6.3以下のバージョンのSquidには、バッファー管理の誤りによるヒープバッファーオーバーフローの脆弱性がありURNを処理する際にリモートコード実行が発生する可能性があります。この問題は6.4では修正されています。
    • Workaround(迂回策): URNアクセス権限を無効にすることにより、この脆弱性を迂回することが出来ます。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください

対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。

[参考]

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